紙面で確認できる賃貸物件情報はもちろん、実際に目でみて肌で感じて、そして時間帯や季節の違いをイメージすること

賃貸の内見では騒音の問題を確認
賃貸の内見では騒音の問題を確認

賃貸物件選びはイメージを膨らませることもお忘れなく

賃貸物件選びで忘れてしまいがちなことは、イメージを膨らませるということです。紙面の情報、実際に目で見える状態、肌で感じることができる街の雰囲気などは、しっかりと確認できます。しかし、バタバタと何軒もの物件をまわっていると、ついイメージすることを忘れてしまいます。

例えば、朝・夕の交通状態はどうだろうか?西日が長時間入るのではないか?夏は近くのゴミ捨て場のニオイが気にならないだろうか?風が強い日は近くの畑から砂埃が飛んでこないか?大雨が降ると近くの川は大丈夫だろうか?子供の遊び場は近くにあるか?など、時間帯や季節、災害などを想定することはとても重要です。

部屋の間取り、広さ、階数、向きなどは当然重要です。しかし、一旦借りてしまうと不具合があったとしても、簡単に引っ越すことができないのが現状です。実際に目で確認できないことまでしっかりと検討しなければ、快適な新生活を楽しむことができなくなるかもしれません。一番手っ取り早いのは、実際に住んでいるご近所さんと話をすることです。物件探しの際はぜひキョロキョロとお話できそうなご近所さんを探してみてください。紙面や不動産業者の話からはうかがい知れない、リアルな情報を得ることができるはずです。賃貸物件探しは、五感とコミュニケーションをフルに使って面倒がらずにできるだけたくさんの情報を手に入れて判断材料を増やすことが重要なのです。